箱根・三浦・湘南・伊豆のリゾート・別荘不動産物件【株式会社シンシア】

 今や熱海、軽井沢とともに3大別荘地として挙げられる箱根だが、明治に入る頃までは、小田原箱根口から芦ノ湖畔までの上り四里、三島までの下り四里を合わせて呼ばれた「箱根八里」と「箱根関所」で箱根越えをする旅人達を苦しめてきた。それでも人々が集まってきたのは「箱根七湯」と言われた温泉の魅力が大きかったようだ。
 やがて旅人たちで賑わいを見せ、一夜湯治の宿場町として発展。明治時代になって関所が廃止され、幹線道路が敷かれた頃から避暑地としても注目を集めだし、外国人の所有も多い高級別荘地として知られるようになっていった。
 箱根町は7000世帯、1万5000人以上が暮らし、それらに加えて週末のみの別荘利用者が定住予備軍として暮らしている。
 満開の桜から鮮やかなツツジへと移り変わる春、森の緑とセミの声に囲まれながら昔ながらの祭りや花火が楽しめる夏、一面の紅葉で日常を忘れさせてくれる秋、湯けむりの中で自然の冬景色を堪能できる冬……。そんな美しい四季が楽しめることが多くの人の足をこの地へと向けているようだ。
 有名な逆さ富士を湖面にたたえる名鏡・芦ノ湖では、ワカサギ、ニジマス、ブラックバスなどの釣りやボート遊びを楽しむことができ、ロープウェイやケーブルカーでは自然の木々を身近に感じられ、時には360度の大パノラマを楽しめる。また、ちょっとロマンチックにゆったりとした遊覧船での周遊も可能だ。
 これらは観光客に向けたものが主ではあるが、別荘や家を購入し、そこで暮らすという人たちにとってもこの上ない魅力となっている。
車の場合
東京(用賀) →
  東名高速道路 厚木IC(35km) →
  小田原厚木道路 箱根口IC(32km) →
  国道1号 → 箱根湯本(1.7km) 所要時間1時間強
電車の場合
ルート1:新宿駅(特急ロマンスカースーパーはこねorはこね) →
     箱根 湯本駅 所要時間1時間24分
ルート2:東京→
     小田原 37分(新幹線ひかり)
     小田原 1時間19分(JR東海道本線)
      →箱根湯本 13分(箱根登山鉄道)
      →強羅 38分(箱根登山鉄道)